「ワキが臭い!」
って、大きな減点要素ですよね?
“ニオイ”は、人がもっとも最初に敏感に感じる感覚です。
だから、どれだけ
- イケメンでも、
- オシャレでも、
- ユーモアがあっても、
- 優しくても、
それらのモテ要素があったとしても、
- 「体(ワキ)が臭い」
- 「口が臭い」
- 「服が臭い」
と、それだけ『生理的に無理な人』として扱われてしまうわけです。
ここで、「ワキ毛処理方法として“毛を抜く”方法を選んでいると、ワキガになる」という噂があります。
ここでは、その噂を検証したいと思います。
◯そもそもまず「ワキガ」の原因は何??
まず、ワキガとは何か?について確認しておきましょう。
ワキガとは、毛穴の「アポクリン線と呼ばれる汗腺から出る汗」に含まれる成分(脂質やタンパク質、アンモニア)を皮膚の上にいる菌(皮膚常在菌)が分解することで、ニオイを発するというものです。
そして、このワキガとは、ほとんど体質的なものです。
つまり、後天的に「ワキガ」になることはありません。
◯「ワキの毛」を抜いていると、“臭くなる”という噂は本当か?
先に紹介したように、ワキガは体質的な原因で、毛を抜いて処理することで後天的になるものではありません。
では、なぜ「ワキ毛を抜いて処理しているとワキガになる」という噂が流れるようになったのでしょうか?
それは、ワキ毛を抜いていて臭くなったことがあったからでしょう。
ここで考えられる原因は、ワキ毛を抜いて処理して、毛穴が広がってしまって雑菌が入り込んで皮膚状態が悪化して、ニオイを発するようになった可能性です。
◯「ワキ毛を抜くこと」のデメリット
ワキ毛を抜いて処理することは、手軽に出来ますが、
結構「痛み」も伴うハズです。
「痛い」ということは、肌への負担は大きい証拠であるということは憶えておいて下さい。
ワキは発汗が多く、蒸れやすいので、雑菌が繁殖しやすい部位です。
毛を抜いて広がった毛穴から雑菌が入れば、毛包炎になる可能性もあります。
(そうなると、ワキだと、蒸れやすいし、擦れるので、他の部位に比べて治りにくいです。)
そして、このリスクは、毛を抜く行為につきまとうものなので、
「ブラジリアンワックス」や、「電動毛抜き」にも共通して言えることなのです。