「ワキの下が黒い!」
これだけ聞くだけで、
- 「汚なそう」
- 「不潔そう」
- 「臭そう」
そんなイメージを抱きません?
でもこれ、人事ではないのです。
もしあなたが「“間違った”ワキ毛処理」をしている場合は、
あなたもそうなってしまう可能性があるのです。
ここでは、「ワキが黒くなる原因」と、「ワキを黒くしてしまう“間違った”ワキ毛処理」についてお伝えしていきます。
◯ワキが黒くなる原因とは!?
「ワキが黒くなる」とはどういうことでしょうか?
それは「黒ずみ」(=「色素沈着」)ができるということです。
なぜ、「色素沈着」はできるのかというと、
私達の肌は、外界の刺激から見を守るために、
刺激に反応して「黒色色素(メラニン)」を産生するからです。
この皮膚の防御反応として有名なのが、「日焼け」ですね。
あれは「紫外線」という刺激に反応して、
肌がメラニンを産生して、結果的に肌が黒くなるのです。
メラニンは黒いので、肌に当たった紫外線を吸収して、
肌の表面より下の細胞が紫外線のダメージを受けるのを防いでいるのです。
(*白人が、日を浴びると赤くなりやすい(炎症を起こしやすい)のは、メラニンが少ないからです。)
◯なぜ「ワキ毛処理」で、ワキが黒くなるのか?
肌が黒くなるのは、肌の防御反応としてメラニンを産生するからだとお話しました。
では、なぜワキ毛処理によってもワキが黒くなる可能性があるのでしょうか?
それは、メラニンは、物理刺激に反応しても産生されるからです。
だから、例えばずっと毛抜きで抜くなどの強い刺激を与え続けていると、メラニンが産生されて黒くなっていくのです。
(しかも、継続的にメラニンが産生されていて、
皮膚の表面(表皮)から表面よりも下(真皮)にメラニンが落ちてしまうと、
なかなか消えない黒ずみとして残ってしまいます。(代謝されにくいため))
特に、肌へのダメージの大きい処理方法として、
「毛抜き」、「脱毛ワックスシート」、「電動毛抜き」
があります。
毛を抜くと、しばらくツルツルの状態を維持出来ますが、肌へのダメージは大きく、
色素沈着してしまうリスクが高いことは憶えておいて下さい。